2012年9月23日日曜日

いよいよ練習開始!


9月21日、13時の新宿村スタジオ。オペレッタ劇場のメンバーが次々に集まります。ファミリーと呼んでいるだけあって、久しぶりだというのに、いつもの“オペ劇らしい”柔らかな雰囲気で稽古が始まります。音のチェックや歌い方の確認などが主な課題ですが、さすが手慣れた皆さん、もうずいぶんと表情もついていて、このまま舞台が始まってもいいようなナンバーも数多くありました(ギャラリーに初稽古風景を掲載しています)。プロデューサーの私が、まず出演者の皆さんに謝ったのは、今回の公演の曲数が22曲に及んだこと。公演時間が長いと、お客様にもご負担がかかることはわかっているのですが、3年ぶりの《オペレッタ劇場》…どうしても、はしゃいでしまったのです。でも、楽しい曲、いっぱいですよ~。これを逃すと、もう一生涯、世界のどこへ出かけても、CDをどんなに買い漁っても、絶対に聞くことのできない曲がたくさん演奏されます。来るしかないでしょう。お友達もぜひ誘ってきてください!稽古の後は…当然、宴会です。《オペレッタ劇場》は宴会なしには考えられません。前日まで河口湖で合宿をはっていた佐藤先生は、稽古に来たときヘロヘロだったのに、宴会で元気を取り戻されました!下戸の清水さんと北村さんが居ながら、紹興酒は2本、カラになりました。さすがは《オペレッタ劇場》!

初回の練習、いつもどおり和気あいあいと!


2012年9月8日土曜日

ついに脱稿!


新宿オペレッタ劇場の生命線、訳詞の作業がすべて終わりました。訳詞家の三浦さん、本当にお疲れ様でした。歌曲やオペラだと、音楽と言語(その語感)の組み合わせがとても重要だったりするわけで、原語主義に傾くのも理解できるのですが、庶民の愉しみ“オペレッタ”は聴衆がわかってなんぼ。やっぱり現地語で歌い演じるのがベストだと私は思います。歌だけ原語で台詞は現地語というやり方は中途半端かな。なんとなく潔くない気がします。いずれにしても、新宿オペレッタ劇場の場合、誰にも知られず埋もれている作品を発掘するのですから、音源はもとより作品資料も、ときには作曲家の情報すら何もなく、訳詞作業は限りなく創造作業に近くなります。こんな突拍子もない訳詞作業を任せられるのは日本広しといえど三浦真弓ただ一人。なにせ無茶ぶりなわけですから。それでもこの作業を嬉々として遠いボストンの地で励んでくれることにプロデューサーとしては感謝、感謝です。歌い手も一日も早い脱稿をと願いながら、この困難な作業への理解と協力を惜しみません。こうしてチーム一丸となって、お客様に良い作品をお届けできるよう頑張っています。今月下旬からいよいよ練習もスタート!稽古場の風景などもお送りしてまいります。お楽しみに!

2012年9月7日金曜日

絶品、カレーうどん!


新宿オペレッタ劇場の歌手にはグルメが多いです。佐藤先生はとにかく美味しいものに対する嗅覚が素晴らしく、初めての店に入ってもだいたい外れることがありません。先生がタクトを振る荒フィル(正式名称は荒川区民フィルハーモニー合唱団)の活動エリアにある名店はすべてご存知。オーナーや大将とすぐに仲良くなってしまい、メニューに載らない料理が出てくることもたびたび。北澤さんは私たちファミリーの間で“北澤ベーカリー”と呼ばれています。お手製のケーキやクッキーが練習クールの間に必ず登場するので皆、とても楽しみにしています(今季もよろしく!)。北村先生と私は食べ歩きドライブをします(怪しい関係ではありませんので…)。吉田のうどん、三島のうなぎ等々、それを食べるためだけに行くのです。その贅沢なこと!食道楽というのですね。その影響を受けて、私、職場の仲間と先日、グルメツアーに行きました。まず、お昼は沼津港に行って“ぬまづ丼”です。鯵の干物をまぶしたご飯の上に、とれたての白魚、桜えび、鯵の刺身。平日の昼から飲むビールと相性バッチリ、大満足の逸品でした。そして夜は、金太郎でおなじみ足柄峠を越えた山奥にあるうどん屋さん。テレビを見ていたら漫才コンビのナイツが秘境メシとか言って、はるばる出かけていき、とにかくここのカレーうどんを絶賛していたのです。カレーうどん??ちょっと邪道な感じですが、あまりにウマそうだったんです。本当にこんなところに?と疑いたくなるほど山道をくねくねと上がり、着いた先はなんとも風情のあるお店“足柄古道万葉うどん”。亭主は注文を受けてからうどんを打ち始めます。このうどんを食べるために山道を来させるのだから、どれほどのものかと期待は膨らみます。通常ならスープがカレーのはず。ところがこちらのカレーうどん、カレーの固まったものがうどんの上にオンしています。それをよく混ぜて食べてくださいとのこと。素直にこれを混ぜると、あら、どうでしょう!妥協のないスパイシーさが口いっぱいに広がり、これまたコシのあるうどんとよく絡んで素晴らしき味わい!カレーうどんは邪道?とんでもない!この旨さ、まさに王道です。TVでも紹介されているようで芸能人のサインも見られましたが、一人でうどんを打つ誠実なご亭主におごった様子はなく、とにかく美味しいものを食べてもらいたいという思いが伝わってくる素敵なお店でした。行くのには難儀しますが、それだけの価値は、まちがいなくあります。

これが“ぬまづ丼”だ!
足柄峠から見る富士の夕景
足柄古道万葉うどん
最高に旨い!

2012年9月4日火曜日

夏の思い出


そろそろ近所や電車のなかに、こんがり日焼けした小学生、中学生の姿を見かけるようになりました。最近は9月を待たずに、8月の最終週から授業を始める学校が多いようです。授業時間が足りないとか、教室に冷房があるからというのが理由のようです。でも、なんとなく二学期は9月から始まってほしいような気が私はします。8月の終わりといえば、あわてて下手な工作を作ったり、天気はとりあえず“晴れ”の絵日記をまとめて書いたり、それもまた、忘れられない夏の思い出です。
今年、ザルツブルグに住む妹一家が三週間の休暇で来日したため、私も、大好きな甥っ子とずいぶん久しぶりに“夏”を満喫しました。車で4時間以上かかる南伊豆の海岸に海水浴に行ったり(本格的な海は10年くらいぶりかも!)、ディズニーランドの夜のパレードを甥っ子を肩車しながら見て興奮したり(こちらは10年以上ぶり!夜のパレードは初めて!!)。まあ、なんとも絵日記の題材には事欠かない夏の思い出となりました。
ここ数日、昼間はあいかわらずの暑さですが、夕方になると少しだけ空が高くなるのを感じませんか?ちょっとだけ空気も透き通るような。晩夏~過ぎ行く夏の喧騒からちょっとだけ離れようとするこの季節が私は好きです。イギリス音楽の第一人者として、そのマイナー分野の十字軍として筆をふるった音楽評論家、三浦淳史氏の影響を大いに受けた私は、この季節の夕方、スコッチアンドソーダをたしなみながら、フレデリック・ディーリアスを聴くというスノッブな姿勢を愛好しています。日頃、ワインと日本酒の人なのに、このときだけは麦のお酒を飲むのです。ディーリアスの“何も起きない”音楽、少しだけ寂しげな表情の夕陽、爽やかなスコッチの苦み。そのブレンドのなんと麗しいこと。もし、お試しになろうという方がいらっしゃるようでしたら、指揮者はディーリアスを生涯にわたり支援し続けたサー・トマス・ビーチャムを選ぶことをお勧めします。「楽園への道」は、ディーリアスの手がけたオペラ「村のロメオとジュリエット」の間奏曲をビーチャム自身が編曲した作品で、ビーチャムの惜しみない愛情を感じることができるでしょう。

南伊豆田牛(とうじ)海水浴場

谷川岳に上る

これもまた一興