2012年9月4日火曜日

夏の思い出


そろそろ近所や電車のなかに、こんがり日焼けした小学生、中学生の姿を見かけるようになりました。最近は9月を待たずに、8月の最終週から授業を始める学校が多いようです。授業時間が足りないとか、教室に冷房があるからというのが理由のようです。でも、なんとなく二学期は9月から始まってほしいような気が私はします。8月の終わりといえば、あわてて下手な工作を作ったり、天気はとりあえず“晴れ”の絵日記をまとめて書いたり、それもまた、忘れられない夏の思い出です。
今年、ザルツブルグに住む妹一家が三週間の休暇で来日したため、私も、大好きな甥っ子とずいぶん久しぶりに“夏”を満喫しました。車で4時間以上かかる南伊豆の海岸に海水浴に行ったり(本格的な海は10年くらいぶりかも!)、ディズニーランドの夜のパレードを甥っ子を肩車しながら見て興奮したり(こちらは10年以上ぶり!夜のパレードは初めて!!)。まあ、なんとも絵日記の題材には事欠かない夏の思い出となりました。
ここ数日、昼間はあいかわらずの暑さですが、夕方になると少しだけ空が高くなるのを感じませんか?ちょっとだけ空気も透き通るような。晩夏~過ぎ行く夏の喧騒からちょっとだけ離れようとするこの季節が私は好きです。イギリス音楽の第一人者として、そのマイナー分野の十字軍として筆をふるった音楽評論家、三浦淳史氏の影響を大いに受けた私は、この季節の夕方、スコッチアンドソーダをたしなみながら、フレデリック・ディーリアスを聴くというスノッブな姿勢を愛好しています。日頃、ワインと日本酒の人なのに、このときだけは麦のお酒を飲むのです。ディーリアスの“何も起きない”音楽、少しだけ寂しげな表情の夕陽、爽やかなスコッチの苦み。そのブレンドのなんと麗しいこと。もし、お試しになろうという方がいらっしゃるようでしたら、指揮者はディーリアスを生涯にわたり支援し続けたサー・トマス・ビーチャムを選ぶことをお勧めします。「楽園への道」は、ディーリアスの手がけたオペラ「村のロメオとジュリエット」の間奏曲をビーチャム自身が編曲した作品で、ビーチャムの惜しみない愛情を感じることができるでしょう。

南伊豆田牛(とうじ)海水浴場

谷川岳に上る

これもまた一興

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