2013年7月15日月曜日

やっぱり本番は…

7月12日の夜、四谷区民ホールに集ったお客様には幸せな時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。それはもちろん私たち演者やスタッフも同じこと。選曲して、訳詞して、宣伝して、必死に稽古してきた水面下のバタバタは、お客様の笑顔と拍手ですっかり飛んでいってしまいました。舞台の袖で進行を見ていると、あの長かった道のりが、砂時計をひっくり返して流れていく砂のようにサーッと昇華してゆくのです。嬉しいような、でも哀しいような。これが時間芸術の魅力ですね。打上げ最終居残りは私を含め午前3時まで。とてもいい会でした。ありがとうございました。

2013年7月12日金曜日

泣いても笑っても前日

最後の稽古を打ち上げました。私の演出家としての役割はここまで。明日は制作に徹してお客様に楽しく過ごしていただきたいと願うばかりです。今回はオペ劇ファミリーに家田さん、廣橋さん、勝又さんを新たにお迎えしましたが、今やすっかりファミリーの一員として最高のチームワークを発揮してくれています。舞台の醍醐味は、舞台上の幸福と、お客様の喜びが一体になったときこそ最高のものとなります。そんな至福のときが訪れるよう、どうぞ楽しみにお出かけになってください。本番日も厳しい暑さが予想されます。くれぐれも熱中症にはお気をつけください。それでは会場でお会いしましょう。

会場でお待ちしてまーす

2013年7月11日木曜日

二日前の稽古は

衣装や道具なども決まってきて、踊りや段取りも微調整の段階に入ってきます。カーテンコールの順番など、本番を意識した稽古も行うようになります。このあたりで一番怖いのはズバリ“歌詞”。新宿オペレッタ劇場は、すべてがオリジナルの歌詞なので、歌手のみなさんは膨大な新作歌詞を覚える試練を乗り越えます。一旦定着しても怖いのが“出落ち”と呼ばれる最初の歌い出しが落っこちること。何人ものメンバーがこの出落ちに苦しみました。プロンプター(舞台の前で客席に見えないように歌手に歌詞や歌い出しを教える役割)のいない新宿オペレッタ劇場では、すべて歌手の肩にこの重圧がかかります。過去の公演では、この出落ちに始まって、最初から最後まで一言も正しい歌詞を歌わずにアリアを歌い通した猛者もいらっしゃいました。もうずいぶん昔の話なので時効ですよね(笑)。

訳詞家三浦さんもボストンから駆けつけて

2013年7月9日火曜日

本番が近づくと

もはや本当のカウントダウン。稽古の熱が上がってくるのもさることながら、舞台周辺の人の動きも慌ただしくなります。公演には舞台上の人間だけでなく多くの裏方が関わります。新宿オペレッタ劇場では照明さんもその重要な担い手の一人。長いこと私を助けてくれている照明の寺西さんが今日、稽古に見えました。最初はオペラやオペレッタなんか何も知らなかった寺西さんですが、さすがは若き巨匠。最近はスコアの読み込みまでされるようになりました。照明も音楽がわかっているかどうかで、ずいぶんと違うのです。もはや手放せない私の大切な相棒です。

巨匠が見守るなか

2013年7月7日日曜日

オアシス

本番まで約1週間。稽古は連日連戦。さながら戦いです。その戦いの合間の休息こそ、まさに砂漠のオアシス。稽古がきつければきついほど?休憩テーブルのお菓子は豊かに贅沢になっていくようにも思えます。本日ふとテーブルの上を見ると人気沸騰中のキャラクターの飴が!そうです。くまモンです。ご出演の赤池さんが熊本出身。熊本のおいしい水で作られた黒糖飴でした。うん、甘い。

オアシスは熊

2013年7月5日金曜日

立ち稽古 佳境に

稽古が面白い。制作の現場にいると正直にそう思います。もちろん、本番というのは演者が全力を出すので最高の味わいを楽しめるという魅力があります。でも、そうなっていく過程には、産みの苦しみがあり、形になっていく喜びがあり、もう一度思い悩む瞬間があります。ああでもない、こうでもないという煩悶が、人間の創造行為らしくて、私は好きなのです(マゾかなあ)。今日は長丁場の立ち稽古でした。昼の2時過ぎから夜の10時までたっぷり8時間(正規の休憩はわずか10分!労基法違反でしょう)。実際、個々人が稽古している時間は短くても、拘束時間の長さが集中力を削いでいきます。精神的な葛藤とでも申しましょうか。みんなくたくた、でも不思議にハイテンションでした。

青い夏の夜に

二枚目そろいぶみ

大団円のフィナーレ