2014年10月2日木曜日

第3回ウィーンオペレッタコンクール予選~その2

アマチュア部門終了の50分後に、今度はプロフェッショナル部門の予選に入りました。当然なのですが、歌も、人前に立つという意識の点でも、プロ部門に出る方たちは違います。こちらも見方、聞き方を変える必要が出てきます。微笑ましいという評価ではダメなわけです。この人を出すことで客からお金を取れるのか?急に興行主としての厳しい目に変わります。アマチュア部門よりアデーレは多くなったものの、前回より皆さん研究されたのか曲目は多彩。声も出ているし、フレージングでも得心させてくれる歌を歌ってくださる出場者がいらっしゃいました。それは審査員の得点集計からも明らかでした。ただ私は何となしに晴れない。よく言えば実力伯仲なのだけれど、逆に言えば、この人にしよう!と即決できない。客席に押し出してくるエネルギーが足りないのかなあ?それを要求するのは酷なのかなあ?でもプロ部門は、プロ野球のドラフト会議で、甲子園球児でなく、社会人の即戦力を取るようなものじゃないのかなあ?なんて審査員席で自問自答していました。歌の上手い人はこの業界、いくらでもいます。Number OneではなくOnly Oneになる。音大では教えてくれない難しいお話です。

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