2015年2月2日月曜日

オペレッタ三昧

まあ、これだけオペレッタの曲をまとめて聴く機会というのもなく、まずは堪能させていただいたというところでしょう。さる1月25日、Hakuju Hallで行われた第3回ウィーンオペレッタコンクールの入賞者による演奏会に出かけてまいりました。コンクールのときと比べて誰もが伸びやかに、楽しそうに歌っていたのが印象的でした。これだけ多くの方々が、けっして有名とはいえないオペレッタの楽曲をこれでもかと歌い上げる。オペレッタフリークには夢のような時間でした。本当に素敵。でも、そうなるとこちらも欲が出てきます。声がきれいで、技術があって、歌が上手。それだけじゃないんだよなあ、オペレッタは。年末にザルツブルグ州立劇場にかかっていた「白馬亭にて」には、上手い歌手ばかりが出ていたわけではありませんでした。ジギスムント役やギーゼッケ役は俳優さんだし、フランツ・ヨーゼフ皇帝陛下はパペット使い。みんな歌うんですけど、声がきれいなわけじゃない。でもそんな彼らの歌が沁みるんです。客の拍手は断然大きい。絶対エントリーしないだろうけど、コンクールで、だみ声のおっさんが泣ける歌、歌ってくれたら満点出しちゃうんだけどなあ。いつか、そんな日が来ることをひそかに祈る私です。
 
熱演の一日

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